「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　だんだんとWeb2.0が姿を現してきたような気がするのは、僕だけでしょうか。話題性はありながらも、定義することだけは避けてきたように感じています。いえ、確かに「Web2.0ってなに？」という質問を投げかけると、異口同音に「RSSとか・・・」と説明されたのは覚えています。しかし、なかなかそのRSSの次が分かりづらかった。
　一方、U.S.を中心に数々の買収劇が行われました。イーベイがSkypeを、Yahoo!がFlickr、そしてdel.icio.usを、アスクジーブスがBloglinesを、といった具合です。この情報については、POLAR BEAR BLOGに詳しく書かれています。（2005年 Web2.0 十大ニュースです）これらの買収は、今後のWeb2.0、そしてインターネットにどういう影響を与えていくのでしょう。

　僕自身は、あくまでもユーザー側の人間です。提供側に関わる場合も、ユーザー検証といった立場でしかありません。なので、「これは、こういった技術で実現しています」などと説明されても、「へぇ、へぇ・・」と、へぇボタンを押すことしか出来ません。
　弊社CEOが「見た目と操作性が重要だ」と言いますが、全くもってその通りだと思います。どんなに素晴らしい技術、天才的な技術でも、見た目と操作性の悪いものだと、利用する気にはなれません。そういう意味で僕は、最近のお薦めツールは二つ。
　１．写真整理なら、Flickr
　２．RSSリーダーなら、glucose2
　この二つは、とても使い勝手が良いです。Flickrについては先日書きましたが、gloucose2はgoo RSSリーダーのコンポーネントなのだと思いますが、goo RSSリーダーよりもインターフェースが良いし、何より検索がgoogleになっているのが良い。U.S.で買収された会社も素晴らしいのでしょうが、日本にもこういう素晴らしいものを作っている人たちがいます。こういった、ユーザー視点で考える人たちが、もっと活躍していくべきだと思います。こういう人たちとは、ぜひ一緒に仕事をしてみたいですね。